フィナステリドの初期脱毛が止まらない?いつまで続くのか・抜け毛の目安と対処法を解説

フィナステリドの初期脱毛は治療開始2週間〜1ヶ月頃に始まり1〜3ヶ月程度で落ち着く一時的な現象で、ヘアサイクルが正常に戻り始めたサイン
初期脱毛中に自己判断で服用を中止するとAGAが再び進行し、再開時にまた初期脱毛が起こる可能性があるため絶対に避けるべき行動
抜け毛が3ヶ月以上続く場合や頭皮に痛み・かゆみが伴う場合はAGA以外の原因も考えられるため早めに専門クリニックへ相談することが大切

「フィナステリドを飲み始めたのに、かえって抜け毛が増えてしまった!」朝起きて枕を見るたびに不安が大きくなる、その気持ちはとてもよく分かります。

AGA治療による初期脱毛は、薬が効き始めている証拠です。途中で自己判断で服用を中止してしまうのは、もったいない選択と言えます。

この記事では、フィナステリドの初期脱毛がなぜ起こるのか、どのくらい抜けるのか、いつまで続くのか、そしてクリニックに相談すべき具体的なタイミングまで分かりやすく解説します。最後まで読めば、今の不安がかなり軽くなるはずです。

フィナステリドの初期脱毛とは?

フィナステリドの初期脱毛とは?

フィナステリドの初期脱毛について理解するには、まず髪が生えて抜けるまでのサイクルと、AGAがそのサイクルにどう影響しているかを知ることが大切です。

ヘアサイクルとAGAの関係、フィナステリドが体内で何をしているかについて解説します。

ヘアサイクルの仕組みとAGAによる乱れ

髪にはそれぞれ寿命があり、成長期→退行期→休止期という3つのフェーズを2〜6年かけて繰り返しています。これがヘアサイクル(毛周期)です。

健康な状態では全体の85〜90%の毛髪が成長期にあり、しっかり太く伸び続けています。残りの10%前後が休止期にあたり、1日あたり50〜100本程度が自然に抜けても見た目にはほとんど影響がありません。

ところがAGAを発症すると、男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼという酵素の働きでDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。

DHTは毛乳頭細胞に働きかけて成長期を短縮させるため、髪が十分に育たないまま退行期・休止期へ移行してしまいます。その結果、細くて弱い毛が増え、薄毛が目立つようになるわけです。

フィナステリドの作用メカニズム

フィナステリドは5α-リダクターゼII型の働きを阻害し、テストステロンがDHTに変換されるのを防ぎます。DHTの量が減れば成長期の短縮が抑えられるため、髪が本来のペースで成長できる環境が整い始めます。

日本皮膚科学会が公表した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」では、フィナステリドの内服は推奨度A(行うよう強く勧める)と最高評価を受けています。つまり、フィナステリドはAGA治療の第一選択薬として、国内外で広く認められた薬です。

初期脱毛で抜ける髪の正体

フィナステリドの服用を始めるとDHTが減り、休止期に入っていた毛根が再び成長期へ移行しようとします。このとき、毛根の中で新しい髪が育ち始めると、それまで居座っていた古くて弱い毛が押し出されるように抜け落ちます。これが初期脱毛の正体です。

言い換えれば、初期脱毛はAGAで乱れていたヘアサイクルが正常に動き出したことを示すシグナルです。抜けているのはもともと早かれ遅かれ抜ける運命だった弱い毛であり、新しく太い毛に置き換わるための準備期間と考えてください。

フィナステリドの初期脱毛はいつから始まり、いつまで続く?

フィナステリドの初期脱毛はいつから始まり、いつまで続く?

初期脱毛の時期と期間の見通しが立つだけでも、精神的な負担はかなり軽くなります。以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 初期脱毛が始まるタイミング
  • ピークと終息の目安
  • 期間に影響する個人差の要因

初期脱毛が始まる目安

多くの場合、フィナステリドを飲み始めてから2週間〜1ヶ月ほど経った頃に「なんだか最近、抜け毛が増えたかも」と感じ始めます。

もう少し早い方だと服用開始10日目あたりから気づく場合もありますし、1ヶ月経っても特に変化を感じないケースもあります。

タイミングには個人差があるので、「自分だけ遅い」「自分だけ早い」と焦る必要はありません。

初期脱毛のピークと収束

初期脱毛のピークは服用開始から1〜2ヶ月目あたりに来ることが多く、その後は徐々に抜け毛が減っていきます。

おおよそ3ヶ月程度で多くの方の初期脱毛は落ち着くと考えて差し支えないでしょう。ただし、体質やAGAの進行度合いによっては半年近く続く人もいます。

初期脱毛のタイムラインを以下の表にまとめました。

期間の目安 状態
服用開始〜2週間 変化を感じない人が多い
2週間〜1ヶ月 抜け毛が増え始める(初期脱毛の開始)
1〜2ヶ月 抜け毛のピーク。枕や排水口の毛が気になる時期
2〜3ヶ月 徐々に抜け毛が減り始める
3ヶ月〜 多くの人で初期脱毛が収束。新しい髪の成長を実感する人も

どのくらい抜ける?本数の目安と個人差

通常でも1日に50〜100本の抜け毛は自然現象です。初期脱毛の時期には1日あたり150〜300本程度に増えると言われ、多い人では500本以上抜けるケースも報告されています。

抜け毛の量に差が出る主な要因は次の通りです。

  • AGAの進行度(休止期に入っている毛が多いほど、初期脱毛で抜ける量も多い)
  • 年齢とヘアサイクルの状態
  • もともとの毛髪の密度
  • 生活習慣(睡眠・栄養・ストレスなど)

大切なのは、本数そのものを数えて一喜一憂しないことです。抜けている毛が細くて短い弱い毛であれば、それはヘアサイクルの正常化が進んでいる証拠です。

逆に太く長い毛が大量に抜ける場合は別の原因も考えられるため、クリニックへの相談を検討してください。

初期脱毛中にやってはいけないことは?

初期脱毛中にやってはいけないことは?

不安な時期ほど、つい誤った行動をとってしまいがちです。ここでは初期脱毛中に絶対に避けるべき3つの行動を整理します。

  • 自己判断でフィナステリドをやめること
  • 頭皮や髪を触りすぎること
  • ネット上の不確かな情報に振り回されること

自己判断で服用を中止する

初期脱毛を理由にフィナステリドを自己判断で中止するのは、最もやってはいけない行動です。

理由はシンプルで、服用をやめるとDHTの抑制が解除され、AGAが再び進行し始めるからです。

しかも、再開時にはまた初期脱毛が起こる可能性があります。中断と再開を繰り返すと、結果的にAGAの進行を食い止めにくくなりますし、時間も費用も無駄になります。

AGA治療薬の効果は半年〜1年かけてじっくり現れるものです。初期脱毛はその過程のほんの入り口に過ぎません。副作用が出ていないのであれば、最低でも半年は服用を続けて経過を見守りましょう。

髪や頭皮を触りすぎない

抜け毛が気になると、無意識に頭皮を触ったり髪を引っ張ったりしてしまうことがあります。でも、その刺激がさらなる抜け毛につながる場合があるので注意が必要です。

特に洗髪時にゴシゴシこすったり、ドライヤーを近づけすぎたりすると頭皮環境が悪化します。初期脱毛中はなるべく優しいシャンプーで丁寧に洗い、自然乾燥もしくは低温のドライヤーで乾かすことを心がけましょう。

ネット上の極端な情報に振り回されない​​

検索やSNSで「フィナステリド 初期脱毛 やばい」「ハゲた」などの体験談を目にすると、どうしても不安が増幅してしまいます。しかし、ネット上の体験談は個人の感覚に基づくものがほとんどで、医学的なエビデンスとは異なります。

特に、個人輸入した海外製品を使っているケースや、そもそもAGA以外の脱毛症だったケースなど、背景が読者とまったく違う可能性もあります。

情報源として信頼できるのは、日本皮膚科学会のガイドラインやPMDA(医薬品医療機器総合機構)の添付文書、担当医からの説明です。不安な気持ちはクリニックの医師に相談するのが建設的な方法でしょう。

フィナステリドの初期脱毛を乗り越えるための具体的な対処法は?

フィナステリドの初期脱毛を乗り越えるための具体的な対処法は?

待つしかないと分かっていても、やはり何かできることはないかと思うものです。ここでは初期脱毛中に実践できる具体的なセルフケアを紹介します。

  • 生活習慣を整える
  • 見た目の対策で精神的な負担を減らす
  • 記録をつけて変化を客観視する

生活習慣の見直し

フィナステリドの効果を最大限に活かすためにも、体の内側からのサポートは欠かせません。

睡眠は成長ホルモンの分泌に直結しています。髪の成長も成長ホルモンの影響を受けるため、6〜7時間の質の良い睡眠を確保することが推奨されています。寝る前のスマートフォンやカフェインは控え、リラックスできる環境を整えましょう。

食事面では、髪の材料となるタンパク質(肉・魚・大豆)、毛根の活性に関わる亜鉛(牡蠣・ナッツ・レバー)、ビタミンB群を意識的に摂ることが大切です。コンビニ弁当やカップ麺ばかりの食生活では、せっかくのフィナステリドの効果が十分に発揮されない可能性もあります。

ストレスは自律神経を乱し、頭皮の血行不良を引き起こす要因になります。適度な運動や趣味の時間を確保するなど、自分なりのストレス発散法を持っておくと、初期脱毛の精神的なダメージも軽減できるでしょう。

見た目のカバー

初期脱毛中は外出時の見た目が気になる方も多いです。

そんなときは以下の方法で一時的にカバーするのも手です。

  • 帽子やキャップ:通気性の良い素材を選べば頭皮への負担も少ない
  • 増毛スプレー(ヘアファンデーション):薄い部分にスプレーするだけで自然にボリュームが出る
  • 短めのヘアスタイル:髪を短くすると抜け毛が目立ちにくくなり、ボリューム感も出しやすい

あくまで一時的な対策ですが、見た目のストレスを減らすことは治療を続けるモチベーション維持に直結します。「初期脱毛を乗り越えた先に太い髪が待っている」と思えるだけで、心の持ちようは大きく変わるものです。

抜け毛の記録をつけて変化を客観的に把握する

感覚だけで増えた、減ったと判断していると、不安ばかりが先行してしまいます。おすすめなのは、週に1回程度、同じアングルで頭部の写真を撮っておくことです。

写真で比較すると、実際には思ったほど変化がないことに気づくケースも多いです。また、初期脱毛が収束して新しい毛が生え始めた段階でビフォーアフターを振り返ると、治療の効果を実感しやすくなります。

排水口に溜まる毛の量をざっくり記録するのも有効です。数値化することで「先週より減ってきた」という変化が見えやすくなり、継続の大きな後押しになります。

フィナステリドの初期脱毛と他のAGA治療薬の初期脱毛はどう違う?

フィナステリドの初期脱毛と他のAGA治療薬の初期脱毛はどう違う?

AGA治療ではフィナステリド以外にも複数の薬が使われます。ここではデュタステリドとミノキシジルとの比較を通じて、フィナステリドの初期脱毛の特徴を理解しましょう。

デュタステリドとの比較

デュタステリドはフィナステリドと同じ5α-リダクターゼ阻害薬ですが、I型とII型の両方を阻害する点が異なります。

DHTの抑制力がフィナステリドより強い分、ヘアサイクルの正常化も急激に進みやすく、初期脱毛の発生率や程度はフィナステリドよりやや高い傾向にあります。フィナステリドは比較的マイルドな初期脱毛で済む方が多いとも言えます。

ミノキシジルとの比較

ミノキシジルは血管拡張作用により毛根への栄養供給を改善し、発毛を促進する薬です。フィナステリドが「守り(DHTを抑えて脱毛の原因を止める)」なら、ミノキシジルは「攻め(毛根を活性化して髪を生やす)」というイメージです。

ミノキシジルは休止期の毛を一気に成長期へ押し出すため、初期脱毛の発生率は高めです。ただし、抜ける毛は休止期の細い毛が中心なので、実際にはフィナステリドの初期脱毛より目立ちにくいという報告もあります。

デュタステリド・ミノキシジルとの比較

フィナステリドをデュタステリドやミノキシジルと比較した表を以下にまとめました。

比較項目 フィナステリド デュタステリド ミノキシジル(外用)
主な作用 5α-リダクターゼII型阻害 5α-リダクターゼI型・II型阻害 血管拡張・毛母細胞活性化
初期脱毛の発生率目安 約76% 約86% 約66%
初期脱毛の程度 比較的マイルド やや強い傾向 高いが目立ちにくいことも
初期脱毛の主な期間 1〜3ヶ月 1〜3ヶ月 1〜3ヶ月
皮膚科学会の推奨度 A(強く勧める) A(強く勧める) A(強く勧める)

フィナステリドとミノキシジルを併用する場合の初期脱毛

フィナステリドで脱毛の進行を抑えつつ、ミノキシジルで発毛を促す「攻守一体」の治療は、AGA専門クリニックで広く行われています。この場合、両方の薬による初期脱毛が重なる可能性があり、単剤使用よりも抜け毛が多く感じることがあるかもしれません。

ただし、これも原理は同じで、ヘアサイクルの正常化が強力に進んでいるだけです。

併用を始めたら初期脱毛が激しいからとどちらかだけやめる、という判断は逆効果になりかねません。気になる場合は必ず処方元のクリニックに相談してください。

フィナステリドの初期脱毛以外に注意すべき副作用は?

フィナステリドの初期脱毛以外に注意すべき副作用は?

初期脱毛ばかりに意識が向きがちですが、フィナステリドには他にも知っておくべき副作用があります。冷静に理解しておくことで、万が一の際にも適切に対応できます。

  • 性機能への影響
  • 肝機能への影響
  • 精神面への影響と注意すべき人

性機能障害

フィナステリドの副作用として話題にのぼるのが、性欲減退や勃起不全(ED)などの性機能障害です。フィナステリドはDHTの生成を抑える薬であり、DHTは性機能にも関わるホルモンであるため、一定の影響が出る可能性があります。

ただし、その発生率は決して高くありません。国内臨床試験のデータでは、リビドー(性欲)減退が1.1%、勃起不全が0.7%程度です。プラセボ(偽薬)群でも2.2%程度の性機能障害が報告されていることから、心理的な要因も少なからず影響していると考えられています。

もし服用中にこれらの症状を感じた場合は、我慢せず担当医に相談してください。用量の調整や別の治療薬への切り替えなど、対応策はいくつもあります。

肝機能への影響

フィナステリドは内服薬であり、肝臓で代謝されます。そのため、まれに肝機能障害(AST・ALT・γ-GTPの上昇)が起こることがあります。

ただし、重篤な肝障害の報告は極めて少なく、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の添付文書でも「頻度不明」と記載されるレベルです。

それでも、もともと肝臓の持病がある方やお酒をよく飲む方は、フィナステリドの服用開始前に医師にその旨を伝えておきましょう。服用中は年に1回程度の血液検査で肝機能をチェックするのが安心です。

精神面への影響

一部の研究や症例報告では、フィナステリドの服用と抑うつ症状の関連が指摘されています。頻度としては極めて低く、フィナステリドとの直接的な因果関係は明確になっていません。

ただし、もともとメンタル面に不調を抱えている方や、妊活中で性機能に強い不安を感じている方は、事前にそのことを担当医に伝えたうえで治療方針を決めることをおすすめします。フィナステリド以外にも治療の選択肢はあるため、無理をする必要はありません。

献血の禁止

フィナステリドを服用している方は、服用中および服用終了後1ヶ月間は献血ができません

フィナステリドの成分が輸血を通じて他の方(特に妊婦)に影響を与える可能性があるためです。日本赤十字社の規定に基づいていますので、必ず守りましょう。

クリニックに相談するタイミングと伝えるべきことは?

クリニックに相談するタイミングと伝えるべきことは?

初期脱毛は基本的に経過観察で問題ありませんが、「これは大丈夫なのか」と判断に迷うケースもあります。ここでは具体的な受診の目安と、診察をスムーズに進めるコツをお伝えします。

  • 受診を検討すべきサイン
  • 診察時に伝えるべき情報
  • オンライン診療という選択肢

こんな場合は早めに相談

以下のような状況に当てはまる場合は、予定の診察日を待たずにクリニックへ連絡しましょう。

  • 初期脱毛が3ヶ月以上続いている
    AGA以外の脱毛症(円形脱毛症、脂漏性脱毛症など)が併発している可能性
  • 太く長い毛が大量に抜ける
    通常の初期脱毛で抜けるのは細い弱毛が中心。太い毛の大量脱落は別の原因を疑うべき
  • 頭皮にかゆみ・痛み・発疹がある
    薬のアレルギー反応や頭皮の炎症の可能性
  • 性機能や気分に明らかな異変がある
    副作用の可能性があるため、早急に医師の判断を仰ぐ

診察時に伝えておくと役立つ情報

医師に相談する際は、以下の情報を事前にまとめておくとスムーズです。

  • フィナステリドの服用開始日と用量
  • 初期脱毛を感じ始めた時期
  • 1日の抜け毛の量の変化(概算でOK)
  • 頭皮の写真(経過が分かるもの)
  • 他に服用している薬やサプリメント
  • 生活習慣の変化(睡眠不足、食生活の変化、ストレスなど)

これらの情報があると、医師は初期脱毛なのか他の原因なのかを判断しやすくなります。

通院が難しいならオンライン診療も選択肢

「わざわざクリニックに行くほどではないかも」と迷っている方には、オンライン診療という方法もあります。ビデオ通話や電話で医師に経過を報告し、必要に応じて薬の調整を受けられるサービスは、近年かなり充実してきました。

処方された薬は自宅に届くため、忙しい方でも無理なく治療を継続できます。まずは今通っているクリニックにオンライン診療の対応があるか確認してみてください。

2回目の初期脱毛はある?

2回目の初期脱毛はある?

初期脱毛を乗り越えたあとの経過についても、あらかじめ知っておくと安心です。

  • 2回目の初期脱毛が起こるケース
  • フィナステリド治療の長期的な効果
  • 初期脱毛が起こらなかった場合

約4人に1人が経験する2回目の初期脱毛

あまり知られていませんが、フィナステリドの初期脱毛は1回で終わらないケースもあります

2回目の初期脱毛が起こる時期は、1回目から半年〜1年後が多いです。これは1回目の初期脱毛後に生えてきた髪がまだ十分に太くなりきっていなかった場合に、さらに強い毛に生え替わるプロセスで起こると考えられています。

1回目と同じく一時的なものなので、ここでも自己判断で服用を中止しないことが大切です。

初期脱毛が起こらなくても心配いらない

「初期脱毛が起こらなかったけど、ちゃんと効いているの?」と不安に思う方もいます。しかし、初期脱毛の有無と薬の効果は必ずしも連動しません

ヘアサイクルのタイミングやAGAの進行度によっては、目立った初期脱毛なく効果が出るケースも珍しくありません。

大切なのは「初期脱毛があったかどうか」より「半年〜1年後に髪の状態がどう変わったか」です。焦らず経過を観察しましょう。

まとめ

フィナステリドの初期脱毛は、多くの方が経験する一時的な現象です。ヘアサイクルが正常に動き出し、弱い古い毛が新しい健康な毛に押し出されるプロセスであり、治療が効き始めたことを示す前向きなサインと考えてください。

初期脱毛は服用開始2週間〜1ヶ月頃に始まり、1〜3ヶ月で落ち着くのが一般的です。自己判断で服用を中止せず、最低半年は継続しましょう。

不安を抱えたまま一人で悩む必要はありません。今は無料カウンセリングやオンライン診療で気軽に専門家の意見を聞ける環境が整っています。

AGAクリニックのポータルサイト「NEVER GIVE UP」では、全国のAGAクリニックの口コミや特徴を比較して、あなたに合ったクリニックを見つけることができます。

まずは近くのクリニックの情報をチェックしてみてください。初期脱毛を乗り越えたその先に、新たな自信を手にすることができるでしょう。

フィナステリドの初期脱毛はなぜ起こるのですか?

フィナステリドがDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えることで、乱れていたヘアサイクルが正常に戻り始めます。その過程で、休止期に入っていた弱い毛が新しい毛に押し出されて一時的に抜け落ちるのが初期脱毛です。治療の効果が表れ始めたサインであり、多くは1〜3ヶ月で落ち着きます。

初期脱毛中にフィナステリドの服用をやめるべきですか?

副作用(性機能障害や肝機能の異常など)が出ていない限り、自己判断での中止は避けてください。中止するとAGAが再び進行し、再開時にまた初期脱毛が起こる可能性があります。AGA治療の効果は半年〜1年かけて現れるため、最低でも半年は継続することが重要です。

フィナステリドの初期脱毛と他のAGA治療薬の初期脱毛はどう違いますか?

一般的に初期脱毛の強さはフィナステリド<デュタステリド<ミノキシジルの順です。フィナステリドは5α-リダクターゼII型のみを阻害するため比較的マイルドな傾向があります。

デュタステリドはI型・II型両方を阻害するため効果が強く、初期脱毛もやや多めです。ミノキシジルは発毛促進という別の作用で初期脱毛を起こしますが、抜ける毛が細い休止期毛中心のため目立ちにくい場合もあります。

初期脱毛がつらいとき、どのクリニックに相談すればいいですか?

まずは現在処方を受けているクリニックに連絡するのがベストです。まだクリニック選びの段階であれば、AGA治療の実績が豊富で、初期脱毛を含めた経過のフォロー体制がしっかりしているクリニックを選びましょう。「NEVER GIVE UP」では全国のAGAクリニックを口コミや治療内容で比較できるので、セカンドオピニオンを求めたい方にも活用いただけます。

フィナステリドの初期脱毛中でもミノキシジルを併用して大丈夫ですか?

医師の管理のもとであれば、併用は問題ありません。むしろフィナステリドとミノキシジルの併用は「脱毛抑制+発毛促進」の相乗効果が期待でき、多くのAGA専門クリニックで推奨されている治療法です。ただし併用時は初期脱毛がやや強く出る可能性があるため、必ず処方元の医師と相談のうえで進めてください。